パワーリフティングでのマイナス4.5kgの減量方法 福井しあわせ元気国体
アカデミアスポーツの東です。
私がマイナス4.5kg(三日間)減量した方法をお伝えします。
※注意、今日の内容はダイエットではなく、減量です。
健康的にやせる方法ではないので競技者で体重リミットがある人の方法です。
それ以外の方は真似しないようにお願いします。
先月、9月23日(日)に行われた、福井国体 パワーリフティング競技の74kg級に出場してきました。
74kg級で出場しようと思うと体重を66.01kg～74.00kgの間に収めないといけません。
ここから三日間でマイナス4.5kg減量しました。
たった三日間で劇的に脂肪燃焼しダイエットすることはできません。
なので体重を落としたのはほぼ水分です。
ここからが具体的な水抜きの方法(テクニック)になります。
まず
・ウォーターローディング
ウォーターローディングとはそのままの意味で水を蓄えます。
大会一週間前から三日前までに五日間、水8リットル以上飲みました。
五日間も毎日こまめにずっと水を飲んでいると、体は水分をたくさん排出します。
実際に五日間トイレに何回もいきました。
そこから大会二日前に水分2リットル、大会前日に500mlまでにします。
すると体は水を飲んでないのに、三日前までと同じ状態であると錯覚し、排出だけはします。
これだけで、体から水分が捌けます。
・塩分(ナトリウム)
次に塩分です。
塩分、ナトリウムを減らします。
塩分は、体に水分を溜め込みやすくします。
普段からよく顔や体が浮腫むと感じる人は塩分過多になっているかもしれません。
逆に、スポーツや運動をしているときに筋肉が攣ったり、痙攣する人は塩分、ナトリウムが足りてないかもしれません。
汗で、塩分は抜けていきます。補給するのは少しナトリウムの入ったドリンクにしましょう。
・カリウム(ポタシウム)
次にカリウムです。
カリウムは塩分、ナトリウムを排出してくれる効果があります。
塩分を完全にカットしても体には残っているので、カリウムをとって塩分を排出させて、水分がさらに抜けると言う方法です。
自分が今回、食べたカリウムの多い食品です。
ドライプルーンと干し芋です。
普通のサツマイモやプルーンでもカリウムの量は同じです。
今回の自分の場合はお腹に残る食べ物も少なくしたかったので、密度が高いものにするためにこの二つをとりました。
・炭水化物(糖質)
最後に炭水化物、糖質です。
生活、運動していて体を動かしているエネルギー源が炭水化物、糖質になります。
そこで余った糖質は、肝臓や筋肉に蓄積されます。
糖質1gにつき3gの水分を溜め込むと言われています。
おにぎり1つ、糖分40gだとしたら120ｇ 120mlの水分を体に溜め込むことになります。
ですので炭水化物も必要最低限に摂取し、浮腫みを防止しました。
ダイエットはじめた最初の頃、一週間もたたずに2～3kg簡単に落ちた経験はないですか？
ダイエットはじめる→食事量が減る→自然に塩分、糖分を控える→水分が抜ける
このように最初は脂肪が燃えると同時に水分が抜けて体重が落ちることがあります。
以上が水抜き、塩抜きテクニックになります。
なぜこの方法を行ったかと言うと、極力筋肉は落とさずに、体重を減らす方法が水分を抜くことだからです。
自分の場合はマイナス4.5kgでしたが、中には6kg減らして競技中に攣ったり、減量失敗で試合に出れない人もいます。
減量は出来ることなら無理なく計画的にするようにしてください。
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